Mubz Snap

Ricoh GRD2 :2008 2月
Sigma DP2 :2009 4月
EOS 5D M2 :2010 11月

自分にはずみをつけるため、カメラ遍歴を洗ってみた。案外と、ボクはカメラを買ってはいない。そーゆーわけで、2012年7月、DP2 Merrill は予約すべきだとおもってます。はい。にもかかわらず予約に対して二の足を踏む理由がありまして。

それは、今回の DP2 Merrill の公式サンプル写真が個人的にあまり良いとは感じられていないんですよね。DP2 のときみたいにグッとこない、ドキッとしない。同じように感じているユーザーは結構多いんじゃないかな。

古い機体の古い話なんですが、DP2 の良さは透明感とか空気感とか呼ばれるような甚だ抽象的な何かを投影してくれるところにあると個人的には結論づけていて、そういった類いのものを、今回の公式サンプルからバシバシ感じたかったところなんですけど残念ながら今のとこそうはなってない。なぜなんだろうか。
購買目前でこのなぜなんだろう感はだいぶ厄介で、いくらサンプルを眺め回してもいくら空想の中でほじくり返してみても、そこは関連する因子が多すぎるのですね。カメラの機構や仕様の問題だけじゃなくて、或いは素子やレンズやエンジンの問題だけじゃなくて。撮り手の個性もあれば、現像するひとの個性もあり、ロケーションの要因もあれば、もちろん受け手の感性もあると。なので色々の因子総てが上手く絡み合ってなお今回の公式サンプルが最上の出来だというのなら本機の購入は見送るべきなんだろうなと。また反対をいうと、SPP通しでの現像処理如何でいかようにも自分好みになるといった類いの問題であるならば、公式サンプルの見栄えがどうかなんてのは、毛ほども気にしないところ。極端なこといったら RAW に確りと情景が保存されてりゃそれで満足なのです。JPG画像撮って出しできてそれがもの凄く美しいなんてのは望まない。
高感度が苦手でいいし、光源が苦手でも良いし、操作パネルが良くなくても、液晶品質が多少落ちても、そりゃあカメラってもんはもともとが箱にちっちゃい穴あけて、印画紙突っ込んで、だいぶ待つ。そういうもんだろ? 暗いところで素早く美しく焼けるなんて魔法みたいなことがあるもんかいね。ってことですっとぼけてやり過ごすことはできるんですけど、ただ一点、写真としての仕上がりイメージが思ってる感じのヤツとズレるとそればっかりは残念な出費になっちゃうんだよな。
と、悶々をつづってみましたけど、もううるさい?

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