そんなにまだ使えてないクセして書きますよ。Canon EOS5D MarkII について。
今回は、購入直後の夜の散歩撮影を経てのファーストインプレッションです。別の側面からは、四世代前かつ二桁台の機械を使っていたヒトのタイムスリップ・インプレッションということになります。
タイムスリップぶりに関して、ボクと同様に30Dから5D MarkIIって流れのヒトがどれくらいいるのだろうかと考えるにつけ、殆どの興味(と資金)のある人々はあらかた2年〜1年前、つまり5D MarkII 発売直ぐからその後1年の間に乗り換え組は大分片付いているのではないだろうかと思えます。じゃ発売後2年経過した今、5D MarkII への乗り換え検討をしているヒトというのが人物像としてどうなのかってそりゃぁ全く判らないけど試しに想像すると、新しめのkiss から、40Dから、50Dから、60Dから35mmフルの5D MarkIIへという層は一定量いそうですよね。ちょっと前に買い替えたんだよなぁな層。そういうヒトについては、以下にボクが書く事はいまひとつ伝わらないかもしれない。適度に(大分ではなく)ちょっと前な技術の恩恵を受けてるだろうから。なのであくまで、30Dくらい古い機体から現行機へ乗り換えた場合の驚き追体験であると心得てほしい。でないと何を訳の分からんことでキャッキャしとるかっということになりかねませんから。

では早速。


上面背面設置の操作系統のレイアウトが30Dと殆ど変わってなくて、操作に迷わずに済みます。これは大切です。折角時間をかけて慣れたカメラ操作ですからね。買い替える度に操作方法がリセットされてしまうとなると、それはやるせないというもの。なので、今回に限って報われた感じになってます。勝手に。

本体重量について購入前は飛躍的に重くなるだろうなって何となく予想していたのですが、想像は裏切られまして、30Dとそんなに変わらない体感です。体積に関してもほとんど変わりないなって感触を得ています。ちょっと背が高くなったかもな程度の印象です。

フォーカスが速い。なんだかなんだでボクは機械音痴なのかもしれません。本体が変わった結果レンズのフォーカススピードが早くなるってことが、なんだかシックリ理解できていない、驚きを感じてしまうのです。それでも事実そういう体感を得ています。そゆもの?ま、とにかく喜ばしいことです。

またまたバカみたいな話、暗いところでも撮れてしまうのですね。昨今のカメラというのは。もちろん暗闇の中、ISO100 なんかじゃどうにもならないのには違いないですが 、といって、旧型機を使っていた(もしくはジックリ撮るDP2を使っている)ボクの撮影スタイルワードローブには、ISO800 なんていうのはあってないような選択肢。ISO50 と ISO100が基本、むちゃくちゃ譲ってISO200、泣いてISO400ってなもので引き出しに4着、うち2着がヘビーローテの状態。そんなボクなので、ISO800 なんかで撮影してもどうせ現像する気にもならないようなブツがメモリ上に幅を利かせるだけだという思いがありました、正直。でもね、今日からは違いますよ。ISO800はレンジ内です。暗闇はチャンスです。手ぶれとはオサラバです。

ISO 値が高くても色がなくならない。上とだいたいかぶる内容なんですけど、こっちは現像段階でのお話。なぜ高感度撮影がボクの引き出しには入ってないかというと、現像しても色がヘンテコに褪せてしまうことが詰まらないからなんですね。もちろんその他にノイズだらけってのもヤですけど。でも5D MarkIIでは、どういうわけだか高感度で撮影しても色の情報がある程度ちゃんと撮れている感じがします。やや人工的なきらいが無いとは決して言いませんが、でも、大外れでもない。運が良ければ納得感ある色で再現できそうです。

新しい本体は良く写る。またも当たり前のことですね。良く写ります。ボクの腕を除いて良く撮れる。その結果何が起こるかというと、従来の手持ちレンズの心理的な価値が上がります。グッと。簡単に言うと「え、このレンズってこんな風に撮れるんだっけ?」て思います。特に50mm1.8という超良心的価格設定のレンズを好きで使っていますと、1万円しないレンズでこんなに撮れて良いのですか?となっちゃいます。そもそも20万円のボディに1万円しないレンズってのもさて如何か、ではありますが。

現像ソフト「Digital Photo Professional」が色々とできて良い。本当に残念な事にボクはこのソフトをこれまで使ってこなかった。横目でチラチラ見てはいましたが、なんとはなしに放置。でも、今回この機会に重い腰を上げてヨッコラセとアプリを起動して、重い気持ちをズルリ引きずりながら1枚だけ現像してみた。ら。これがいい。現像でやれるべきことはだいたいできる。て言うと当たり前の事を書いてるみたいでバカみたいですが、ともかく新発見でした。

それから、カメラ側画像保存について。もしかしてと思いRAW + jpg モードで撮影してみてました。残念ながら カメラ側の jpg 保存は(やっぱし)あまり当てにできない。あまり良くはない。好みの問題もあるだろうから否定はしませんが、結局RAWがいい。

とかなんとかで、全然良いレビューではないのですけども。教訓として、新しい技術は早々に取り入れるべき。(お財布と相談だけど)それから新しいカメラはとても気持ちが前向きになる。(愉しいから)ついでに、新しいカメラで腕が上がった錯覚に陥ることができる。(なんせとれちゃうからね)心なく言えば単なる道具、なんですけどそうやって軽んじてはいけません。撮影プロセスにも、作品のできにも、そして心にもと、色々と効能があります。
あとはもうアレですよ。ウデ次第。そうそうウデといえば、普通買わない高価な道具を買ってしまうその決断力と、他のヒトが持っていないという独自性と、それから高いもの買ったからあとにひけない状況がプロを育むとかはぐくまないとか。ま、これは5D水準では言えませんけども、一応思い出したから書く。

そんなわけですから、いつもいつも、そして今回も渋るボクの背中を押してくれたひと、本当にありがとう。とスペシャルサンクスなども添えつつ。
35mmフルサイズCMOSセンサーへのアップグレード感については、また別の機会に。

最安値ではないですが、Amazon まぁまぁ安いっす。
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