離職したから事務手続きで、区役所へ行ってきました。
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企業年金から国民年金へ、会社の加入保険から国民健康保険への転入が目的です。
離職票が手元にあれば、手続きはとても簡単。約15分くらいで完了しました。
新しい保険証は1時間程待っていればその場で受け取れるらしいのですが、郵送してもらうことに。
想像していたよりスムーズで、結構ウレシくなりました。

そっちが予想外にサッサと終わってしまって時間も余ったので、税務課へ立ち寄りました。
4半期毎の市民税額が結構行くのと、離職期間をどの程度にするか決めていないので気にかかってまして。
なので今回はただ単に制度について教えてもらうことが目的。
担当のヒトに色々と質問をぶつけさせてもらって、それはそれで楽しかったのですが、得られた収穫の質と量にトホホとなりました。

M:今日は市民税と制度について質問しにきました。よろしくお願いします。

M:離職して収入が一時的に無くなる場合に(納税に関して)助かる制度があったら教えてください。
『じゃぁ、mubzさんの情報を観させていただきますので、お名前が判るものをおあずかりします。』

M:(免許証)

『(画面を指しながら)mubzさんの評価年収はy00万円となっています。
年収がx00万円未満の場合には免額の制度がありますが、mubzさんの場合はx00万円を越えていますので、制度の適用はありません。』

M:免額制度は判りました。それ以外でなにかしらの制度はありますか?
『4半期毎の納入から、より細かい分納への変更がご相談いただけると思います』

M:他に(制度)はありますか?
『いえ。分納以外にはとくにありません』

M:仮にですが、収入が途絶えて貯蓄が無い場合、現実的に支払いが困難になるケースは多くあると思うんですが、そういったケースにはどう対処しているんですか?
『金額自体については私共(総合受付)の方ではご相談に応じる事が出来ません。(指差して)あちらの三番窓口でご相談いただくことになります。』

M:でも、さっき言われた通りであれば、制度自体が無いんですよね? であれば『(徴収額は)変わらない』って言われるダケなのかと思うのですが?
『はい』

M:結局は、督促状で『財産差押えます』とか言われちゃうんですよね?
『はい』

M:そういった制度では困ってしまう市民の方は大勢いると思うんですが、特に制度の用意は無いんですよね?
『はい』

M:だいたいわかりました。ありがとうございましたー。

大まかには、そんな感じです。
免責とか免除とかを望んで足を運んだわけではないので、個人的には今回の回答内容はドーだって構わないんですが。

国とか都道府県、市町村が制度を策定し、サービスとして運用してゆく上で、『いかにフロー想定できていないか』『いかにボトムアップが機能しないか』みたいなことを改めて考えてしまう内容でした。残念な印象。

憶測ですが、数十年は運用されている制度なハズです。
未だに「離職」から「就職」の間に発生する諸問題と手続きの想定が出来ていない、また案内資料など書面化が進んでいないんですね。これでは担当者の工数も多大になりますし、高齢の方や、ナニを質問したら良いのか検討がつかない方なんかにとって、問題解決をしたり、検討のため内容を持ち帰るのは大変困難です。お互いにとって良い形には見えません。
一般的な納税の制度の、もう一段階踏み入った資料をケース毎に数パターン用意しておく、なんてことをすると良いんでないでしょうか。

また、今回僕が質問したような内容は、従来相当多くの方が問い合わせてきた内容のハズです。
これについて、制度改善に有効なボトムアップの報告が組織に備わっていない(または有効でない)んですね。(たぶん)ここ何十年3番窓口に引き渡してきたダケという。
やるやらないは別として、正式な形での支払時期の先送り、市からの一時的な貸与、その他なんらか、制度の案は市民と対面して声を聞いている担当者からならいくらでも出てきそうです。
トップダウン式を採るなら採るで、相当緻密にシミュレーションされていないといけないと思うんですね。これはものすごい能力と労力がかかる仕事になるんではないかと思われます。
今回のような状況だと、なんだか悪意のPDCAが回っているからこそたらい回しと出来ませんの一点張り、なんではないかと勘ぐってしまいます。

どうなんでしょうね?この感じ。
いいのか?いいか。まーいいかぁ。しょうがないかぁ。

あと、瑣末な点での感想。
自分の気持ちとは無関係にただただ制度に従って働くのって辛いですね。
窓口のオジサン、質問の後半は下向いてました。アナタが悪いんじゃないってこと、判ってます。

でも、健康保険と年金の手続きの方はスムーズで良かったです。